2月1日および2月15日の2日間、認知症対応力向上研修が行われました。
看護部・リハビリスタッフ・栄養士など多職種の参加がありました。
当院では、11月から認知症カフェを開店しています。
地域の方々から話の場や憩いの場として活用してくれています。
また、入院患者さんの中にも認知症の患者さんが増加しています。
2025年には、高齢者(65歳以上)の5人に1人が認知症と言われています。
そのためには、医療従事者が認知症の患者さんとどのように関わり、対応していくかが重要になってきます。
今回の研修では、現場に活かす内容であり、対応の仕方を学ばせいていただきました。
認知症の患者さんは、晩年まで読む機能は維持されると話していました。
文字に書くて残すこと、家族の写真を飾ること、時計やカレンダーを飾るなど、たくさんの介入方法を学ばさせていただきました。
目からうろこの講義内容でした。参加したスタッフは明日からの看護介入の方法が見い出されたと思います。
また、当院は山梨県認知症サポート事業所にも参加しています。
認知症ケア専門士や認知症キャラバンメイト・認知症サポーターが数多くいます。専門性を発揮するために、オレンジリングの代わりに、名札にロバのロゴを張り、意識を高めていこうと思っています。
これからも、認知症を理解し、先入観を捨て、患者さんの訴えに耳を傾けていきたいと思います。